読書 愛するということ エーリッヒ・フロム


愛される、ではなくて、愛するということについていろんな視点から書かれている
どんな人にも読むことをおすすめする

編集中

好きなところ引用

p5はじめに
愛というものは、その人の成熟の度合いにかかわりなく誰もが簡単にひたれるような感情ではない、ということである。
 この本は読者にこう訴える-自分の人格全体を発達させ、それが生産的な方向に向くよう、全力を上げて努力しないかぎり、人を愛そうとしてもかならず失敗する。満足のゆくような愛を得るには、隣人を愛することが出来なければならないし、真の謙虚さ、勇気、信念、規律をそなえてなければならない。
愛は容易ではないという事。

p12
 まず第一に、大抵の人は愛の問題を、愛するという問題、愛する能力の問題としてではなく、愛されるという問題として捉えている。
殆どの人はあいされるために努力しているけど愛する努力はしてないということ。


p43
 商人的な性格の人はよろこんで与える。ただしそれは見返りがあるときだけである。
彼にとって、与えても見返りがないというのは騙されるということである。基本的に非生産的な性格の人は、与えることは貧しくなることだと感じている。そのため、このタイプの人は大抵与えることを嫌がる。
p44
 生産的な性格の人にとっては、与えることはまったくちがった意味を持つ。与えることは、じぶんのもてる力のもっとも高度の表現なのである。与えるというまさにその行為を通じて、私は自分の力、富、権力を実感する。この生命力と権力の高まりに、私は喜びをおぼえる。私は、自分が生命力にあふれ、惜しみなく消費し、いきいきとしているのを実感し、それゆえに喜びを覚える。与えることはもらうよりも喜ばしい。それは剥ぎ取られるからではなく、与えるという行為が自分の生命力の表現だからである。
与えるという行為とはなんなのか、そして人によって意味合いが違ってくるということ。
自分も商人的な性格だと気付かされた…。
気前よく与えられる人間にレベルアップしたい
 

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